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「お手伝いすることはありませんか?」とあたり前に言えるようになりたい・・・。

企業の社員の方々を対象に、車椅子、杖歩行などを体験する研修を実施しました。

「車椅子に乗ると、見える物がこんなに違う」「杖で身体を支えるってこんな感じなんだ」と驚きの声が漏れました。知らなければドキドキしてしまいますが、少しでも知っていれば、自信を持って声をかけることができます。

参加者の一人が「白い杖の方が、こうやって杖を上にあげたら、『誰か手伝ってください』という意味なんだよ。」と説明すると、「よく知っているね!」と皆に囲まれていました。家の近くに視覚障害者の方の学校があり、教えていただいたそうです。とてもいい光景でした。

若い方は「声をかけていいのか、迷う」そうです。そのため、陰に隠れて見ているという方もいました。もし、声をかけて、「手伝いは必要ない」と言われたら、明るく「お気をつけて」とその場を離れればいいと思います。

大きな荷物を持ったお年寄りに、杖を持ったご高齢の方に、車椅子で買物する方に、「お手伝いすることはありませんか?」と皆が、あたり前に言える街にしたいと思います。

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